バーで一目置かれる会話術・雑談力の本おすすめランキング ベスト4
バーでもビジネスでも、場の空気を作るのはテクニックより会話。この記事では、六本木のマジックバー BAR21 が、「この人、感じがいいな」と思われる会話力を育てる定番・ベストセラーの4冊をランキング形式で紹介します。
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この記事の選定基準と順位の付け方
基準は3つ。①広く読まれてきた定番・ベストセラーであること、②精神論ではなく具体的な技術が書かれていること、③初対面の相手との会話にそのまま使えること。バーのカウンターという「初対面と隣り合う場」を想定して選びました。なお、順位はレビュー件数や版を重ねているかといったロングセラー度など、誰でも確認できる公開情報を目安に編集部が整理したものです。特定の専門家の推薦ではありません。
| 順位 | 書名/グッズ | こんな人に |
|---|---|---|
| 第1位 | 人を動かす | 一生モノの1冊を選びたい人 |
| 第2位 | 人は話し方が9割 | 聞き役に回って好かれたい人 |
| 第3位 | 聞く力 | 質問の質を一段上げたい人 |
| 第4位 | 雑談力が上がる話し方 | 今夜の沈黙をまずどうにかしたい人 |
第1位: 人を動かす(デール・カーネギー)
1936年刊行、世界で読み継がれる自己啓発の原点。「人の立場に身を置く」「重要感を持たせる」「議論に勝つ唯一の方法は議論を避けること」——この後に紹介する3冊の会話術も、突き詰めればすべてこの本に書いてあります。一生モノの1冊を選ぶならこれ。Kindle 版なら今夜からベッドで読み始められます。
刊行から約90年経った本ですが、挙げられている例が人間関係の普遍的な場面ばかりなので、古さはあまり感じません。章ごとに原則が1つずつ立っている構成のため、最初から読む必要はなく、目次から気になる原則を拾う読み方でも成立します。会話術にとどまらず、職場や家族との関係にまで効いてくる射程の長さが、これだけ長く読み継がれてきた理由でしょう。
第2位: 人は話し方が9割(永松茂久)
数年にわたりベストセラーランキングの常連であり続けた大ヒット作。核心は「うまく話す」ではなく「相手に9割しゃべらせる」という逆転の発想です。拡張話法(感嘆→反復→共感→称賛→質問)はカウンター越しの会話でそのまま機能します。ビジネス書は Kindle Unlimited の読み放題対象になっている時期もあるので、対象かどうか覗いてみる価値ありです。
この本の技術は「聞く側」に軸足があるため、話術に自信がない人ほど再現しやすいのが特徴です。1項目が数ページで完結する構成なので、通勤の細切れ時間でも読み進められます。うまいことを言おうとして空回りしがちなタイプの人が読むと、会話のどこに力を入れるべきかの感覚が変わるはずです。
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第3位: 聞く力(阿川佐和子)
1000人以上にインタビューしてきた阿川佐和子さんによる、聞き上手のバイブル。「相手の目を見る」「オウム返しの使い方」など地味に見えて、バーで隣り合った人の話を引き出すような場面にそのまま効くと読者評価の高いロングセラーです。読み物としても軽やかで、Kindle 版ならグラス片手の読書にもちょうどいい。
テクニック集ではなくエッセイに近い本なので、「技術を覚える」というより「聞き上手の呼吸を追体験する」読書になります。インタビューでの失敗談も率直に書かれていて、会話術の本にありがちな説教くささがありません。雑談の型をひととおり覚えた人が、質問の質を一段上げたいときの2冊目としてもよく選ばれています。
第4位: 雑談力が上がる話し方(齋藤孝)
「雑談にはオチも結論もいらない」——雑談ブームの火付け役になった定番書。あいさつに一言足すだけ、相手の話に質問で返すだけ、といった今夜のバーからすぐ使える技術が30以上並びます。初対面の沈黙が怖い人は、まずこの1冊から。Kindle 版なら今すぐ読み始められます。
学べるのは、要するに「中身のない話を、気まずくならずに続ける」ための型です。天気の話に一言足す、相手の持ち物に触れる、話をきれいに切り上げる——といった技術が1項目ずつ短くまとまっているので、通読しなくても開いたページからそのまま使えます。会話が続かない自覚がある人、沈黙が怖くて飲みの場を避けがちな人の最初の1冊に向いています。
どれから読むか迷ったら
今夜使える即効性なら第4位「雑談力が上がる話し方」、聞き役に回る技術なら「人は話し方が9割」か「聞く力」、一生モノを1冊だけ選ぶなら第1位「人を動かす」。順位はロングセラー度の目安で、それぞれ役割がはっきり分かれているので、自分がいちばん困っている場面で選ぶのが早道です。4冊とも切り口が違うため、重複を気にせず読み進められます。
Kindleか紙かは、読む場所で決めるのがおすすめです。この分野は1項目が短い本が多く、スマホの Kindle で隙間時間に読むスタイルと相性抜群。何度も読み返して線を引きたい「人を動かす」だけは紙で手元に置く、という組み合わせもよく見かけます。
会話術の「実戦の場」に来ませんか
会話の本は、読んだだけでは筋トレの本を読んだのと同じ。初対面同士が自然と打ち解けるマジックバーは、雑談力の最高の練習場です。東京・六本木の BAR21 では、毎晩マジックショーを肴に、カウンターの会話が生まれています。本で学んだ会話術を、実際に試しに来ませんか。